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エコセメント化施設周辺の放射線量 2014年7月 [調査レポート]

たまあじさいの会は東京都日の出町の二ツ塚ごみ処分場周辺定点の空間線量を毎月測定しています。各ポイントに於ける2014年1月から7月までの測定値は次の表のとおりです。

エコセメント化施設周辺の測定ポイント.gif

2014年1月から7月までの測定値.gif

コメント;

各ルートについて1月から7月までの放射線量(地上5㎝)の平均値をグラフ化(下)しました。データから考えられることは、2月の大雪の後から下がり、6月まではわずかな低下傾向を示したが、7月になって上昇している (調整池下は吐水口からの水が線量を極端に下げた)。

また、周辺自治体の計測データと比較すると、全体的に線量は高い、つまり7月に線量の上昇傾向にあった自治体はない。

このことから、エコセメント化施設が高線量の関与していることは否定できないと思える。(安藤)

2014.7まで月別平均.gif

エコセメント工場周辺の放射線量測定 2014年6月 [調査レポート]

日の出町二ツ塚ゴミ処分場内にあるエコセメント工場の排気ガスによる環境汚染を定期的に観測しています。

環境放射線量は自然減衰の状況にはなく、逆に工場からの汚染が加わることによる増加が認められます。工場から排出されているのは福島原発事故由来の放射線ばかりではありません。ゴミ焼却灰に含まれた重金属やダイオキシン類も別途測定しています。

2014.04.16 放射線量 2011.09-2012.04.jpg
定点放射線量調査2014.6.png

リネン布によるエコセメント化施設周辺の放射能汚染調査の顛末 [調査レポート]

『たまあじさいの会』は毎月の第二土曜日に、数名でエコセメント化施設周辺、二ツ塚・馬引き沢の空間放射線量を計測している。低いところでは0.050μSv/hから高いところでは0.200μSv/を超えるところもある。この放射線量がフクシマ原発事故に直接由来するものだけならば、セシウムの半減期等から徐々に減衰してゆくべきなのだろうが、測定の結果はそうではない。工場周辺の放射線量は、エコセメント工場からあらたに、二次的に供給されているのではないだろうか。


 この測定の結果から類推して、つまりエコセメント工場から放出される排出ガスの中に放射性物質が含まれているとすると、その周辺の住民が呼吸することで身体の内部被爆を受けている恐れはないだろうか。人間は毎日、大量の空気(一日15立米、四畳半の部屋の量)を吸引する。工場周辺の大気に浮遊している放射性物質を、実際に空気中で補足できれば、3年前の福島第一からの直撃だけではない、あらたな放射性物質のばら撒き、現在進行形の汚染の実態が証明できるだろうと考えた。処分場周辺の大気から抽出したものをフランスの市民運動グループより寄贈されたちくりん舎のゲルマニュウム測定器によって測定すれば、汚染の実態を精密に正確に実証することができよう。



 エコセメント工場周辺に浮遊しているであろう放射性物質を空気から抽出ことはなかなか難しい。大量の空気を吸引し、フィルターで浮遊物質を捕捉する方法があるが、もっと簡易に手軽に出来る方法はないだろうか。浮遊物質を風の流れに、夜霧や朝露に溶けたものを、また降雨と一緒に何かに吸収・吸着できれば面白い。そこで吸湿・発散にすぐれた天然繊維(合繊より多孔質であるから吸着も良い)のリネンを使用してみることにした。リネンの布にエコセメント工場周辺の空気を呼吸してもらうのである。

たまたま自宅に、横148cm x 縦144cm 重量350グラムの未漂白の生成りのリネン(亜麻)の生地があったのでこれを利用することにした。
この布地を横に四等分して、148cm x 36cm 重量87.5グラムを四本を得て、A,B,C,D と印をつけて、Aは、エコセメント化施設北側尾根道の木立に吊るし、Bは、エコセメント化施設北側尾根フェンス上、Cは、青梅市柚木町の自宅のフェンス(工場から5.6km)に括りつけ、Dは自宅内にバック・グラウンドのサンプルとして保管した。設置にあたっては、リネンBとリネンCをフェンスに置く前処理として、綿のタオルを濡らしてよく拭いて、埃を拭い去ってから設置した。



測定期間:
2014年3月23日より、4月6日までの15日間

当初より2~3週間、風雨・露に曝す。その間一・二度の降雨と南風(施設の北側にあるゆえ)を期待し、空気中の(汚染)浮遊・沈降物質をキャッチしたかった。



測定結果: セシウム137に限って(検出下限値2:単位Bq/kg ちくりん舎による)
リネンA: 7
リネンB: 6
リネンC: ND
リネンD: ND



 こんな簡単な測定でも、恐ろしいことに処分場から放射性物質は大気中に放散されている事実が証明された。『処分場の煙突からの排ガスはバグ・フィルター、集塵機でクリーニングされているので汚染物質は排出されない』、というのは真っ赤な嘘だった。リネンの布地をたったの二週間風雨に曝しただけで、処分場周辺と西に5.6キロ離れた自宅での結果には顕著な差異が現れた。この汚染レベルが『直ちに危険』なのかどうかは判らない。しかし、日々新たに処分場から放射性物質は排出されているのである。カナリアを鉱山に入れたら毒ガスの濃度は判らないものの、死んだのは事実である。その原因を追求することなく、坑夫を利益追求のためだけに、ヤマに投入するのが許されるのだろうか。間違いが判明したら、それに対して即時に、柔軟に誠実に対応できないのであろうか。行政は、広域資源循環組合であろうと、その目的は地域の住民の健康と福利厚生に奉仕する以外の何なのであろう。そこに放射性物質が毎日排出されている事実があるならば、その全貌を正確に把握するべく、排出ガスや処分場内に漂う空気も専門家に依頼して徹底的に分析して、そしてその事実を公表することを求めたい。



 さもなくばエコセメント化施設周辺の住民は、カナリアが死ぬ程度に汚染されている鉱山の坑道に、収益目的で投入される足尾鉱山の坑夫と変わりはない程に軽視されている。今は明治時代ではなくて、住民すなわち国民が主権者の世の中なのにである。


                           古澤

子どもたちも覗く春の水生昆虫調査 [調査レポート]

      子どもたちも覗く春の水生昆虫調査  08/4/29  参加者 7名
 「目に青葉、山不如帰」のように柔らかな新緑の中の春の水生昆虫と水質の調査でした。
今日は、埼玉県毛呂町から一名、寄居町の「彩の国資源循環工場と環境を考えるひろば」という処分場の問題に取り組んでいる市民団体から二名の参加がありました。
 まず、インストラクター佐野さんから全体的な取り組みの説明後、青梅市側の馬引き沢の調査地点に向いました。この地点は、馬引き沢に左右から支流の沢が流れ込んでおり、いつも気温が低く湿度の高い所で、キヨスミイトゴケが多く見られます。前回一月の調査時の気温は-2℃、今回は15℃とひんやりとしていました。4月初め頃から続いた台風並みの降雨で一時は水量がかなり増えていましたが、今日はほぼ平水に戻っていました。その為か電気伝導度は107μs/mと前回141より下がっていました。
増水で川床の小石が洗われたように見えましたが、採取してみるとカゲロウ類が80匹以上(前回30以上)確認できました。前回25確認できたカワゲラは0でした。
 次に、日の出町側の二ツ塚処分場調整池の直ぐ下の谷古入沢に入りました。ここもほぼ平水で、いつもある臭いは殆どありませんでした。電気伝度は502と前回の597より低くなっていました。今回は、スジエビが3、カゲロウ類が3、イトミミズが5確認できたのみです。処分場からの汚染が顕著に出ている所で、いつも殆ど昆虫は確認できません。
 それから、バックグランドとして平井川さかな園上流地点に向いました。途中のマス釣り場はゴールデンウイークとあり、家族連れで賑わっておりました。電気伝導度は141(前回212)でした。水生昆虫の種と個体数はいつも多いところです。源氏ボタルの幼虫も確認できました。今回も11種180以上が確認できました。前回は10種311以上でした。
 お弁当後、最後の調査地点である平井川と玉の内川(谷古入沢の下流)合流点下に入りました。電気伝導度は245(前回263)ちなみに合流点直前の玉の内川は405(前回459)でした。いつもこの地点は多種多数が確認できるのですが、今回は6種26(前回8種207以上)でした。
私たちが川原で昆虫をカウントしていると土手で遊んでいた近くの子どもたちが「何をやっているの」と覗きに来てくれ、色々と聞いていってくれました。嬉しいことです。 
 ここで、ペットボトルに採水してきた四地点のPH、COD、NO2のパックテストをしました。専門家はパックテストのデータはあまり信頼できないそうですが、私たち住民が安価で簡単に現地で継続的にできるので便利であり、ある程度の目安はつけられます。

午前9時開始、午後2時15分終了でした。
その後、キリン館という面白い店で彩の国の方たちと情報交換を行い解散しました。

092.jpg
上の写真は子どもたちも覗き込んでいる水生昆虫のカウントです。






猛禽の勇姿    2/25 野鳥観察 [調査レポート]

猛禽の勇姿    2/25 野鳥観察   参加者 5名
 前日の台風まがいの春一番のせいか、杉の小枝が林道に落ちており、それが凍った雪道の滑り止めになってくれ助かりました。杉の実は,まだ弾けていませんでしたが、寒さか過ぎ暖かくなったら一気に弾け、スギ花粉が飛びそうで恐ろしくなりました。
 馬引き沢と尾根道の観察開始から終了までの気候は、気温は1℃~5℃、快晴、北風でした。一月の観察日よりは、日照がある分だけ暖かく感じました。
 馬引き沢の観察では、冬のこの季節にしては、多種類の鳥の確認ができました。
オオタカ・ノスリ・トビの猛禽が何回も見られました。前々日からの強風で、餌をとることができなかった為に、今日は餌を捕りに出ているのではないかとのことでした。また、猛禽類は、既に繁殖期に入っていることもあるとのことでした。
ノスリのホーバリング、オオタカの急降下など感動的な場面も見られました。
峠近くの南向きの日当たりの良い杉林で、アトリの群(5~60羽)が見られました。風で落とされた杉の実を食べているのか、杉の梢より根元の下草の所で多く見られました。
 尾根道に出ると、今回もあまり鳥の姿や声が確認できませんでした。2006年7月エコセメント工場の一日24時間の稼動を開始して一年半、煙・臭い・騒音・気温などの影響なのでしようか。急激な環境の変化、鳥たちに同情してしまいますが。

Scan1000101.jpg
 
ノスリのホーバリング (2008/2/25 佐藤孝撮影) 

今回も、尾根道の気温測定をしてみました。快晴で日照があり、測定時は北風のせいかエコセメント工場真上の尾根道(エコセメント工場北側)は、他の地点と比較して温度差はありませんでした。南風になれば、温度差が現れると思います。
前回と同じように、処分場尾根道西側から約100m毎の測定気温は、2.6℃,3.4,3.4,3.3,4.4,4.4,5.43.0,2.4,2.5,2.4,2.4,2.6,2.1でした。青は金網がネットで二重に覆われ風通しの悪いポイント、緑は馬引き峠、赤はエコセメント真上のポイントです。
エコセメント工場真上の地点では、処分組合が先月の野鳥調査(1/28)から連続して天候や大気の測定を行っていました。今回は、随分長期間の測定です 

次回の野鳥観察は、3/17(月)に行います。ご参加をお待ちしております。

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